夏の炎天、セミが鳴いて入道雲が明るく光るような空を見ると、用もないのに外に出たくて仕方ない。木も草も繁殖しまくり、このまま秋が来なければ熱帯雨林が出来るという蒸し暑い日本の夏を、好きというか惜しんでる。一年中この気候で暮らすのはゴメンでも…
勤め先の足の悪い男の人が、杖も車椅子も使わず上体を大きく揺らしながら移動する姿を見るたびに、見てはいけないものを見るような妖しい気分になる。好意をもつ事に関して言えば、こういう肉体の多少の不自由さは決してハンデでは無い。恋人の体にある醜い…
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