執着

午後から、雨。
梅の花が咲いているのを見る。もう冬も終わる。
『人々は我がものであると執着したもののために憂う。自己の所有したものは常住でないからである。この世のものはただ変滅すべきものなのである』と、2500年前に仏陀は述べたというけれど、変わって行くことを恐れっる気持ちと、変わっていく事だけが救いに思える気持ちが共存しておりまする。そのどちらも執着であるのかもしれないけれど。