適者生存

写真は、初詣先で臨時の駐車場となっていた廃校のすみに見つけたもの。
「適者生存」と刻まれております。
そりゃ、まあ進化論的には適者生存で間違い無いでしょうが、あえて石碑にしてまで訴えてるので迫力があります。
最近読んだ「働かないアリに意義がある(長谷川英祐)」 によると、現状では生存に適さないような個体も、長いスパンで考えればその個性が環境の変化による全滅から免れる性質だったりするということなので、何が適者かは簡単ではないようなのです。色んな個性のバリエーションを保つことの方が、適者になろうと頑張るよりも人類存亡の為には大事かもしれません。というわけで、教育現場にはどちらかというと「適者生存」よりも「共存」の方でありませう。