顔施

朝から雨。この時期、雪にならずに雨が降るのは珍しい。アルバイトの合間をぬい職安に行く。いくつか仕事の紹介を受けるが正社員の希望は無謀と今更ながら思い知る。それでも担当してくれた女性の優しい受け答えに何だか癒された。これも顔施といえるか。大勢居るハローワークの窓口担当の中では、なるべく若い男の人に当たらないようにと願う。公務員という安定雇用を得た未来ある若者の目に映る、アルバイトで生計を立ててるくたびれた中年女という絵面が思い浮かんでしまう。被害妄想。夕方、実家に寄る。ゲイの人達が初恋の人に対面するというテレビ番組を見た。どのような在りようでも自分に正直に生きてる人には、パワーがある。前に向かっていく力は、良くても悪くても自分に素直になることから生まれるのでしょう。せめてブログでは、私も正直に。