自然

昨日とはうって変わり晴天。天気が良いと日差しがもう真冬でないことに気づく。2月は光の春とロシアでは云うらしい。仕事を辞めて以来、外にいる時間が増えた。雲をながめたり、日差しに季節を感じたりするのは、精神の健康に良い気がする。自然を前にしている時は、自我を忘れてる。いくら仏教が教えるように、自我を捨て、心の平和が欲しいと願っていても捨てられない自我をたやすく忘れてる。人間も自然の一部なのに、人に対しては構えてしまうし自分には無理を強いてしまう。自我というのは、自然に反発しようとする力なのかもしれない。悪あがきの力。素直な自然の力には、きっと負けてしまうでしょう。